面白いことは、面白いと思う必要性


ヒマすぎて、お笑いについてメッチャ真剣に考えていこうと思います。


俺はずっと、うがったマツモトヒトシズムを持っていました。
「芸人は喋りと発想でナンボ」みたいな。
斜に構えとけ!みたいな。
んー。ダウンタウン好きな人はこの現象にみんな陥るんよな。
くり〜む有田然り、アンタッチャブル山崎然り。
みんな出だしの頃は、このシンドロームに取り付かれていたという。

殊に、俺みたいなシッタカブリなお笑いフリーキーは、陥るよね。絶対に。
2回生くらいの時にクレアのOBに「色んなお笑いのスタイルをちゃんと見るべき」って、
音楽以外のアドヴァイスをされて、そこで俺もようやく気づいてんけど。
二十歳くらいまでは間違った松本イズムで、笑いというものを捕らえてたなぁ。
でも、これを打ち消すべく、わたくしは一所懸命努力をしました。なぜか。
「面白い事は、ちゃんと面白いと認識しよう」って。

BASEの若手はおもんない。とか、
お笑いは大阪にあり。とか。止めようと。
ちゃんと見て、聞いて、それから決めようやないかと。


だいたい、松本がそういう「斜に構えろ」みたいな事を、
言うた事って一回もないんよね。
だから、この症候群を打開しないと松本の本当の面白さも、
分からんやないか。と、そういう事に気づいて努力したわけですね。



で、3年ですか。努力した結果、世の中ってオモロイ事だらけやないか。
って思えるようになりましたよね。(同時に、イライラも増えたけど)



芸能界って面白い人じゃないと、やっぱ生き残られへんよなって。
思うようになったよね。

モト冬樹サンって、めっちゃ息が長いやんか。バラエティタレントとして。
やっぱそれってあの人が面白いし、いいモン持ってるからやねんな。
そういう事にも気づけるようになったんよね。


何か、モトさんはかつて声優を2回だけやった事があるらしいねんけど、
それが「電気スタンド」役と「ハエ」役っていうね。
このネタっていうか小話おもろいよなぁ。。。
ってのは、まぁ人間役じゃないっていうのも、そうやねんけど、
「たかる側」と「たかられる側」っていう関係ね。
ええわー、この話。


って事で、これからお笑いについて一杯書いていくのさ。